先日、ダイヤモンドダイニングの株主優待を活用して、うなぎの食べ放題に行ってきた話を紹介させて頂きました。その際の後日談を少しご紹介。。。
(参考:ダイヤモンドダイニングで株主優待を活用した話)
→無料でうなぎ食べ放題を楽しみたいあなたへ
うなぎの小骨
ご存知の方も多いかと思いますが、うなぎにも骨があります。
とは言っても、うなぎの骨は細いので普段はあまり気にすることがありません。
仮に口に入っても一緒にもぐもぐ食べてしまえる程度のものが多いです。
で、私はここですっかり油断しておりました。そう、刺さったのです、うなぎの骨が!のどに!(恥ずかしい・・)
ただ、うなぎの骨のこと。「あれ、ちょっとちくっとするな」くらいで当初はたいして気にしませんでした。
お茶でも飲んでればその内に抜けるだろう、なんて思っていました。
抜けない小骨への対処
さて、うなぎを食べて満足。骨も一晩経てば翌朝には抜けてるだろ、そんな軽い気持ちで翌朝を迎えました。
ここまでのくだりでもう想像はついていると思いますが、そう、案の定抜けていなかったのです。
「うーん、それほど痛まないけどチクチクして気になるなぁ」そんな何とも微妙な気持ちを抱えて会社にいきましたが、今一つ仕事に集中できません。
昼休みに調べてみると、だんだん怖くなりました。魚の骨を刺さったまま放置すると「炎症」を起こす、「化膿する」といった危険性があるようです。5つほどサイトを見てみましたが、いずれも最後の結論は「病院に行く」ことでした。
小さな痛みで気も散るので、下手にほっておいて化膿してもしょうがないので、魚の骨が刺さったという理由で行くのも恥ずかしいと思いながらも、上司に断って定時でベルサッサして病院に行ってきました。
魚の骨が刺さった時に行く病院
さて、こんな症状の時に、そもそも病院では何かに行けばよいのか?
私も今回初めて知ったのですが、この場合は「耳鼻咽喉科」だそうです。病院に電話して診てもらえるか確認すると「大丈夫ですよー」と軽い返答が即レスで返ってきました。この返事の感じからすると比較的よくある話なのかも知れません。
さて、そんなこんなで自宅から比較的近い耳鼻咽喉科へ訪問。
しばらく待つと診察室に呼ばれ、おでこに着けた機具でライトを照らしながら口の中を覗き込んでくるお医者さん。だが、しかし。「見付かりませんねぇ」
そのまま今度は鼻に薬を塗り、鼻から内視鏡を通して再捜索。だが、しかし。「うーん、やっぱり見付かりませんねぇ」
挙句の果てには「本当に痛いんですか?」とまるでこちらが仮病で病院に来ているかのような質問。
むきになっても仕方ないので淡々と質問に答えていきました。/p>
結果としては「紹介状書きますので、大きい病院に行ってください」
棒やら内視鏡やらで喉の奥をさんざん見られて涙や鼻水をぼろぼろ出しながら、吐きそうになる気持ち悪さをこらえた結果得られたものは紹介状だけでした。
この日のお会計、3,550円...
さて翌朝。昨夜の内に上司には事情を話して午前半休を取得。
混むといけないので、いつも出勤する時間よりも早く家を出て大学病院の受付へ。総合窓口で一通りやり取りし、耳鼻咽喉科の窓口までたどり着くのに1時間。
そこから20分待ってようやくお呼び出し。
正直、町医者での診察が辛かったので、ここではどれだけの我慢を重ねなければいけないのかと少々緊張に体を固くしていざ診察室へ。
診察室にいたのは自分と変わらないくらいの30代とみられるお医者さん。
昨日の町医者と同様に舌をおさえる棒とライトで喉の奥をのぞき見。数分格闘の末、「あ、これですかねぇ」
つぶやくとピンセットを片手にとり、「はい、そのままー」と言われたかと思うと目の前にピンセット。先っぽには長さ2㎝程度の白くて細いもの。「ありましたねぇ」
昨日の内視鏡はなんだったんだ、というくらいあっさり抜いてもらえた。さすがは大学病院か。
「見たところ化膿も炎症もないので、お薬は何も出しません。痛みもないので、このまま普通に過ごしてもらって大丈夫です」と安心させてくれるコメントをもらって、帰途につきました。
この日のお会計、2210円。
合計支払金額
さて、2日にわたって、2か所の耳鼻咽喉科に訪問。
その結果支払った合計診察料 5,760円。
これって...株主優待で無料だったけど、大地の贈り物のソフトドリンク版(2,990円)のほぼ2人分じゃん...と非常にお財布によろしくない結果となってしまいました。
まとめ
体は資本なので、甘く見ないできちんと病院に行くのが吉。
とはいえ、病院も良く調べておかないと時間もお金もかかる。
今回は小骨に気が付かず、バクバク食べた自分の不注意が招いたこととはいえ、非常に釈然としない思いをかかえることとなったうなぎの回でした。とほほ。。。
One More Comment
今回、大学病院に行く前に、町医者に「紹介状」を書いてもらいました。
あなたは紹介状の中身、気になったことはありませんか?
実は私も気になりました。ただ、紹介状自体は封筒にしまわれ、きちんと封もされています。
さすがにこれを開くのはなんとなく気が引けました。
大学病院の受付では、紹介状のある患者とない患者で受付が異なっていました。 どうやら紹介状がないと、5,400円の追加費用があるようです。
さて、受付に紹介状を渡すと、まずは封筒に押印、続いて抜き出した中身の紹介状にも押印。
その上でコピー1部。
中身が気になったので受付の方に聞いてみました。
「紹介状を開いてしまうとどうなりますか?」
「無効になります」何とも端的な答えでした。つまり、気になったからと言って、患者が自分で開封して中身を見て、それから大学病院に行っても、それは有効な紹介状として認めてもらえないとのことです。
ですので、紹介状が気になるあなた。
中身をどうしても見たい場合は、一度病院の受付に行って手続きを済ませてから、中身を見たい旨を伝えて相談するのが一番です。
それでは、明日も良い日を!