株主優待を獲得するには権利が確定する基準日の3営業日前までに必要株数を保有している必要があります。営業日ですので、土曜日、日曜日、祝日や年末年始など市場が休みの際は計算対象外になります。
そこで2017年8月以降の権利確定日を把握しておきましょう。
2017年8月以降の権利確定日一覧
基準日 | 持っておく日 (権利確定日) |
売却してよい日 (権利落ち日) |
8/20 | 8/15(火) | 8/16(水) |
8月末 | 8/28(月) | 8/29(火) |
9/20 | 9/14(木) | 9/20(水) |
9月末 | 9/26(火) | 9/27(水) |
10/20 | 10/17(火) | 10/18(水) |
10月末 | 10/26(木) | 10/27(金) |
11/20 | 11/15(水) | 11/16(木) |
11月末 | 11/27(月) | 11/28(火) |
12/20 | 12/15(金) | 12/18(月) |
12月末 | 12/26(火) | 12/27(水) |
まとめ
多くの企業は末日に設定していますが、まれに20日付けの企業もありますので注意しましょう。(15日付など更に変則的な場合もあります)
この中で特に企業数が多いのは3月と9月、次に2月と8月です。
つまりこれらの月の末日の権利落ち日は株の売り出しが多くなり、日経平均が下がる傾向にあると読み取れます。
こうした定期的なイベントを事前に把握しておくだけでも、資産を守りつつ意図した運用ができるようになりますので、自分が優待を求めていなかったりする場合でも気にかけておくとよいでしょう。
One More Comment
自分がほしい銘柄がある場合は権利落ち日に安くなってるタイミングに拾って、あとはひたすら放置して次の権利日を待つというのも有効な投資法です。
といっても、私はそんなに待ちきれないので、権利確定日に高値で買って、常に含み損を抱え続ける...駆け出し優待族にあるあるを今まで何度もやってきました。
あなたは長期的な視点で待ちを決め込めるか、思い立った時に手を出してしまうタイプか、ご自身のクセを把握されていますか?
大きなリターンを狙わない優待投資でさえ、株は自分との闘いであります。
(大部分は自分に言い聞かせています...)