給料の控除って多すぎませんか?

給料は基本給や各種手当、残業代などを合算して「総支給額」が算出され、そこから「控除」があって、「手取り」が出てきます。あなたの給与口座にはこの「手取り」額が振り込まれていると思います。

この「手取り」って少なすぎると感じたことはありませんでしょうか?

そもそも「控除」って「総支給額」から引き過ぎではないか?「控除」って何なんだ?と感じられた方に、「控除」の内訳をご紹介します。

目次

1.控除の内訳
2.控除内容の概要
3.まとめ
4.One More Comment

1.控除の内訳

一般的に会社員の給与から控除されるものは2点、「社会保険料」と「税金」です。

社会保険

社会保険は以下の5つの項目から成り立っています。

  • 健康保険
  • 年金保険
  • 介護保険
  • 雇用保険
  • 労災保険

税金

税金は2種類、給与から引かれています。

  • 所得税
  • 住民税

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2.控除内容の概要

社会保険5種類の内、「健康保険」、「年金保険」、「雇用保険」は会社員の皆様、どなたでも毎月の給与から控除という形で引かれる(=会社を通じて各公的機関に支払い)形かと思います。年金保険は「国民年金」や「厚生年金」などの種類がありますが、会社員の方であれば「厚生年金保険料」という項目が給与明細の中に見て取れるでしょう。(国民年金は会社員以外や扶養されている方以外の方が対象です)

残る2つの内、「介護保険」は40歳以上の方が対象になります。つまり、あなたが40歳になったら控除として給与の支給額から引かれる項目が増えることになります。

最後の1つ、「労災保険」は全額会社が支払ってくれます。ですので、従業員の方はお支払いすることがありません。給与明細にも「労災保険」の項目で引かれているものは見当たらないはずです。

「所得税」と「住民税」は日本で収入を得ている以上、必ず支払うものになります。ただし、「所得税」は本来1月1日から12月31日までの収入と支出をもとに算出して、翌年「確定申告」をして初めて税額が決まり納付するものです。

会社員の方の場合、会社が「源泉徴収」という名目で代行してくれています。そのため、会社員の方で確定申告をしに行く方はまれだと思います。

つまり、会社が税額が確定する前に税金の支払いを代行してくれているので、1年間を締めた時に実態と誤差が出ることがあります。例えば子供が生まれて扶養家族が増えた、保険に新規に加入した、などです。これら変化を加味して計算し直すことを「年末調整」と言い、この「年末調整」を行うことで追加で税金を納めたり、払い過ぎていた税金が戻って来たりします。傾向としては払い過ぎていた税金が戻ってくるパターンの方が多いのではないでしょうか。

つまり、適切に年末調整を行うことで、毎月の給与からは控除額が大きいなと思っても、年間トータルの実態としては控除額は感じている金額より幾分抑えられているものだと思われます。

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3.まとめ

健康保険など各社会保険料は、全員一律の金額や給与割合ではありません。あなたの受け取られている給与に応じて割合が変わります。

よって実際の金額は人による状況ですが、目安として総支給額から15%~25%ほどが引かれた金額が手取りになると思っていれば、ある程度の近しい値になるかと思います。

この項目については説明が細かくなりますため、また機会を設けて別記事を用意したいと思います。

いずれにせよ、給与の総支給額からは控除として2種類、「あなたの生活を守るための社会保険料」と「国民の義務としての税金」が引かれて手取りとなっていることを今回は覚えておきましょう。

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4.One More Comment

お盆が近いということもあり、出張に合わせて実家に帰ってきました。私の自宅では風呂場は布製のマットを敷いているのですが、実家では珪藻土のマットを使用していました。

自宅では家族が風呂を使うと、いつもビチャビチャになって不快な思いをしていたのですが、珪藻土は自分が使っている間にもどんどんと乾いていき、後の人に不快な思いをさせません。夏の湿度の高い夜にもとても快適に過ごせるアイテムでした。

それでは、明日も良い日を!

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