利益の種類

株式に投資する方の多くは利益を得たい方だと思います。

株はただ何となく投資したら利益を得られるものではないので、どのようなやり方をしたらどのような利益が期待できるのかを理解しておくのが得策です。

そこで利益の種類を理解しておきましょう。

利益の種類

株式投資で得られる利益には大きく分けると2種類あります。

1つはキャピタルゲイン、もう1つはインカムゲインと言います。

キャピタルゲイン

キャピタルゲインとは株の譲渡益のことです。簡単に言えば、ある株を100円で買って、150円で売れたとします。この時の利益は「売却額150円 - 購入額100円 = 50円」となります。

このように売買した時の値差で得られる利益のことを譲渡益、つまりキャピタルゲイン(capital gain)と呼びます。

ゲインとは英語でgain、では売買で損が出たら何と呼ぶのか?損は英語でlossなので、この場合はキャピタルロスとなります。

インカムゲイン

キャピタルゲインの他にインカムゲインという利益もあります。これは保有することで得られる利益です。

利益を出している企業の株式を保有し決算期を迎えると、配当金が得られることがあります。この配当金を得るには株を保有しておくだけです。

このように保有することで得られる利益をインカムゲインと呼びます。

配当の他、株主優待、不動産投資で言えば家賃、銀行預金で言えば利子がインカムゲインに当たります。

One More Comment

投資では、まず自分がどのような利益を得ようとしているのかを想像してみましょう。

株価が買った時の価格より2%下がってしまったけど、よく見たら配当利回りは3%ある、と気付いたらそれほど焦る気持ちもなくなるのではないでしょうか?

今後5年間特に使う予定のない貯金なので5年以内に元手を回収できれば良い、そういう資金があればインカムゲインを目的とした投資をすることで、銀行預金よりも手元に残せるお金が増やせるかも知れない。

利益の種類を知ることで、改めて自分の投資手法を見直すことができます。

それでは、明日も良い日を!

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